【ニューヨーク共同】米映画製作会社アルコン・エンターテインメントは21日、同社が手がけたSF映画「ブレードランナー 2049」の画像をEV大手テスラが許可なく使用したとして、損害賠償などを求めて米西部カリフォルニア州の裁判所に提訴した。
今月10日、テスラは自動運転タクシーの試作車「サイバーキャブ」の発表イベントを開催した。アルコン社は画像を基にAIで生成されたものが、テスラのイーロン・マスクCEOによるプレゼンテーションで使われたと主張している。
訴状によると、テスラ側は使用許可を求めていたが、政治的な発言がブランドに与えるダメージを懸念し、アルコン側は拒否していた。