【ブリュッセル共同】欧州自動車工業会が22日発表した9月の欧州連合(EU)各国の乗用車新車登録台数は、前年同月比6.1%減の80万9163台だった。ガソリン車やディーゼル車の減少が響いた。一方、ハイブリッド車(HV)は前年同月比12.5%増と好調。全体に占める割合は32.8%と、初めてガソリン車(29.8%)を上回った。
減少が続いていた電気自動車(EV)は9.8%増の13万9702台だった。
日本勢ではHVに強みを持つトヨタ自動車が高級車ブランド「レクサス」を含めて5.1%増の6万2879台。他の日本メーカーは苦戦し、マツダは24.0%減、日産自動車は20.3%減だった。