衆院選を巡り、与野党9党首がXで言及された投稿数を民間企業の分析サービスで調査した結果、れいわ新選組の山本太郎代表が最多だったことが23日、分かった。自民党総裁の石破茂首相が2位、参政党の神谷宗幣代表が3位で続いた。
共同通信が、NTTデータのSNS分析サービス「なずきのおと」を使って集計。衆院が解散した9日から公示後初の日曜日となった20日まで、党名と党首名が記載された投稿を抽出した。ポストには批判的な内容も含まれ、言及数が情勢や支持動向を表しているとは限らない。
山本氏に関する投稿数は計104万件。石破氏は計59万件、神谷氏は計51万件だった。続いて国民民主党・玉木雄一郎代表の計21万件、立憲民主党・野田佳彦代表の計15万件、共産党・田村智子委員長計7万件の順だった。公明党・石井啓一代表は計6万件、日本維新の会・馬場伸幸代表と社民党・福島瑞穂党首は計5万件だった。
9党首のうち5人は公示日(15日)に投稿数が増加。このうち、同日に緊急入院が発表された山本氏は16万件と特に伸びた。