【ソウル共同】韓国はロシアのウクライナ侵攻を支援するため、北朝鮮が派兵したとの見解を示した。ウクライナに対する「攻撃用兵器」供与もちらつかせ、ロ朝へのけん制を強めている。韓国はウクライナに殺傷兵器を供与しない方針を取ってきたが、派兵は「重大な脅威」として転換の可能性を示唆した。一方、国内では戦争への深入りを懸念する声も出ている。
韓国はウクライナを軍事支援する国に兵器を輸出する一方、ウクライナに対しては地雷除去装備など人道支援の枠内にとどめてきた。だが、大統領府高官は22日「最終的には攻撃用兵器の支援も考慮できる」と表明した。
大統領府はロ朝の動きに応じ「段階的」に対応すると説明した。