【ロサンゼルス共同】米大リーグで、大谷翔平と山本由伸が所属するドジャースとヤンキースが顔を合わせるワールドシリーズのチケットが高騰している。ロサンゼルスとニューヨークの二大都市を本拠地とする東西の人気球団が、43年ぶりに最高峰の舞台で対決するとあって注目度は抜群。再販サイトでは600万円以上で販売される席も出ている。
米チケット販売業者のTFLは22日に第7戦までの平均価格を発表。最高はニューヨークで行われる30日(日本時間31日)の第5戦で1583ドル(約24万円)をつけた。ロサンゼルスで開催される25日(同26日)の第1戦が最安だが、それでも1133ドル(約17万2千円)と破格の値段だ。
ロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)によると、ドジャースはワールドシリーズ進出決定前の17日にチケット販売を開始。800ドル(約12万円)以上に設定したものの即日完売した。再販されているバックネット裏の座席は軒並み100万円以上の値がつき、同紙は「(人気歌手)テイラー・スウィフト級の価格に達した」と表現した。