【ナイロビ共同】アフリカ南部モザンビークの選挙管理委員会は24日、9日に実施された大統領選で、フィリペ・ニュシ大統領(65)の後継候補で与党モザンビーク解放戦線(FRELIMO)のダニエル・チャポ氏(47)が約70%を得票し、勝利したと発表した。地元メディアが報じた。来年1月に就任する。
チャポ氏は三井物産とエネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が出資する液化天然ガス(LNG)開発の契約見直しを掲げており、事業への影響が注目される。
欧州連合(EU)の選挙監視ミッションは集計に不正があったと指摘し、2位の有力野党系候補ベナンシ・モンドラネ氏(50)は抗議している。