11月5日の米大統領選を前に、芸能人や実業家が相次いで民主党のハリス副大統領と共和党のトランプ前大統領それぞれへの支持を打ち出している。セレブの動向を機に選挙に関心を持った若者も多い。
人気歌手ビヨンセさんは25日、南部テキサス州で開かれた集会でハリス氏とハグを交わし、人工妊娠中絶など女性が自身の体について判断する権利の重要性も訴えた。ロック界の大御所、ブルース・スプリングスティーンさんも24日、ハリス氏を支持する別の集会で曲を披露した。
人気歌手テイラー・スウィフトさんは9月10日、インスタグラムでハリス氏支持を表明し、1100万件以上の「いいね!」がついた。
実業家イーロン・マスク氏は「共和党政権の方が必要だ」と訴え、トランプ氏支援の団体に3カ月で計約7500万ドル(約114億円)を寄付した。
ボクシングの元世界ヘビー級王者マイク・タイソンさんや自動車レースのインディカー・シリーズで女性ドライバーの草分け的存在だったダニカ・パトリックさんもトランプ氏を支持している。(ロサンゼルス共同)