27日午前9時35分ごろ、山梨県笛吹市一宮町石の国道20号交差点で、高速バスと乗用車がぶつかる事故があった。乗用車の家族5人が病院に搬送され、両親が重傷、9歳と5歳の女児2人が軽傷だった。バスに乗っていた運転手と乗客計36人にけがはなかった。
笛吹署によると、乗用車を運転していた同県甲州市の会社員坂部康幸さんが腰の骨、後部座席にいた妻絵梨花さんが肋骨を折る重傷だった。バスは午前8時45分ごろ甲府市内を出発し、東京都新宿区内に向かっていた。約1時間20分遅れて代替便が発車した。
現場は片側2車線で、交差点を新宿方面に直進していたバスと、対向車線から右折した乗用車が衝突した。