任期満了に伴う富山県知事選は27日投開票の結果、無所属現職新田八朗氏(66)=自民、公明、国民推薦=が、元同県上市町議の新人百塚怜氏(34)=共産推薦=を破って再選を果たした。1期4年の新田県政への評価が主な争点となった。
投票率は54.82%で、前回2020年の60.67%を5.85ポイント下回った。
新田氏は27日夜、富山市内のホテルの会場で支援者らに「2期目は改革をさらに前進させる。(選挙戦で掲げた)未来に向けた人づくり、新しい社会経済システムの構築に向け、着実に歩んでいく」とあいさつした。