日本維新の会は本拠地・大阪の全19小選挙区で議席を獲得し、完全勝利を達成した。公明党が議席を守ってきた大阪、兵庫の6選挙区で初の直接対決に挑み、大阪の四つでいずれも新人が当選を果たして公明党の「常勝」の牙城を崩した。兵庫の二つは敗北した。
前回選では大阪で15人が立候補し、自民党に全勝。野党第1党を目標に掲げた今回はさらなる党勢拡大を狙った。
滋賀県では、教育無償化を実現する会から合流した前職らが全3選挙区から立候補し、1区で議席を獲得した。同じく合流組の前職前原誠司氏は京都2区で当選。一方、和歌山1区では、昨年4月の補欠選挙で初当選した前職林佑美氏が自民新人に敗れた。