衆院選で当選した女性は73人で過去最多だった。前回2021年衆院選の45人より28人増えた。当選者に占める女性割合は15.7%で、前回の9.7%から6.0ポイント増えた。ただ「政治分野の男女共同参画推進法」は政党に候補者数の男女均等を促しており、引き続き政党側の取り組みが問われる。
自民、立憲民主両党が女性を重点的に擁立したことが増加要因とみられる。女性当選者数を党派別に見ると、立民が最も多い30人。自民が19人で続き、国民民主党6人、日本維新の会、公明党、れいわ新選組が4人で並んだ。共産党3人、参政党2人で、社民党はいなかった。政治団体「日本保守党」は1人だった。