陸上男子走り幅跳びの橋岡優輝(富士通)が28日、拠点を置く米国への出発を前に羽田空港で取材に応じ、予選落ちに終わったパリ五輪を踏まえ「来年は勝負の年。東京での世界選手権は自国開催のまたとないチャンスなので、悔しさを力に変えてやっていく」と再起を誓った。
東京五輪で6位入賞を果たしたジャンパーは「今季は陸上人生で最悪のシーズンで、かなり落ち込んだ」という。引退も考えたが「今やめれば逃げることになる。トップにならないと自分が許さない」と現役続行を決意した。米国での冬季練習に向け「強くなることだけを考える。しっかりやり切って、来年のシーズンに入りたい」と覚悟を示した。