26日のワールドシリーズ第2戦で左肩を痛めたドジャースの大谷は、強行出場に踏み切った。力強く素振りを繰り返してから臨んだ第1打席は、一度もバットを振らずに四球。塁に出ると痛みを抑制するためか、左手でユニホームの胸元をつかんで肘を曲げたまま走塁した。
「亜脱臼」の肩には試合前セレモニーでは、黒いプロテクターのようなものを着けて登場した。それでも負傷した試合後、チームメート全員が入っているグループに大谷からメッセージが入ったという。「僕は大丈夫だ。試合には出るつもりでいる」。強い意志で頂上決戦の舞台に戻った。(共同)