喜劇の発展のために芸人や俳優らでつくる「日本喜劇人協会」の11代目となる新会長に就任した山田邦子さん(64)が30日、東京・浅草の東洋館で記者会見し、「気を引き締めて一生懸命やりたい」と笑顔で語った。就任は1日付。
協会の前身である東京喜劇人協会の設立は1954年。初代会長は「エノケン」の愛称で知られた榎本健一さんで、歴代会長には森繁久弥さんや森光子さんらが名を連ねる。2020年に10代目会長の小松政夫さんが死去した後は、コロナ禍でもあり、協会の活動は休眠状態となっていた。
会見前には山田さんやビートきよしさんらが出演し、「ミニ喜劇 シン・おんな剣劇 仇討ち道中」を披露。