【上海、広州共同】中国上海や広東省広州、深センにある日本人学校が、日中戦争中に起きた「南京大虐殺」の犠牲者を追悼する式典が開かれる12月13日はオンライン授業や休校とすることが31日、在上海日本総領事館への取材で分かった。
6月に江蘇省蘇州で日本人母子が中国人に襲われて負傷した事件や、9月に深センで日本人学校に登校中の男児が中国人に刺されて死亡した事件を受けた措置。徒歩やバスで登校する際に事件に巻き込まれるリスクを減らす。
オンライン授業を決めたのは上海の虹橋校と浦東校の小中学生。高校に当たる高等部は通常通りの授業を行う。
関係者によると、深センと広州の日本人学校は休校とする。