ハンドボール男子日本代表が1日、東京都内で来年1月に開幕する世界選手権に向けた強化合宿を公開した。パリ五輪後に就任したスペイン出身のジローナ監督は1次リーグ突破を目標に掲げ「世界選手権に出てくるチームはものすごくタフ。(2次リーグで)少なくとも1勝はしたい」と意気込んだ。
2大会連続出場のパリ五輪では5戦全敗に終わり、1次リーグで敗退した。今回のメンバーは25歳以下が大半。2028年ロサンゼルス五輪を見据え、課題とされる選手層の底上げを図る監督は「若い選手に経験を与えていく」と語った。チームは4日から海外遠征を行い、強化を進める。