スポーツ、文化などの分野で活躍した高知県内の個人や団体に贈る「龍馬賞」の発表が1日、高知県庁で行われた。パリ五輪・パラリンピックでメダルを獲得した桜井つぐみ選手(23)、清岡幸大郎選手(23)、池透暢選手(44)、鬼谷慶子選手(29)の4人が選ばれた。
桜井、清岡両選手は五輪レスリングで金、池選手はパラ車いすラグビーで金、鬼谷選手はパラ陸上円盤投げで銀をそれぞれ獲得した。県出身者の五輪金は92年ぶり、パラ金と銀の同時獲得は初めて。
桜井選手は「高知県からでも世界で活躍できることを証明できたと思う」と語った。
龍馬賞は坂本龍馬に続く人材輩出を願って、1986年から始まった。