東京都は1日、都庁第1本庁舎の壁面を使ったプロジェクションマッピングで、広告の募集を始めたと発表した。投影は来年1月からを予定し、全国の企業や団体などが申し込むことができる。
企業ロゴやプロモーション動画を想定しており、1日5~9回のプログラムの上映前に投影する。公序良俗に反しないなど一定の条件を設ける。
プロジェクションマッピングは今年2月に始まり、2023~24年度の予算額は計16億5千万円。建物に映す最大の常設展示としてギネス世界記録に認定された。観光スポットとして親子連れや外国人が集まる一方、「税金の無駄遣い」といった批判がある。