10月の国内新車販売台数は、前年同月比1.2%増の40万2310台となり、2カ月連続で前年実績を上回った。トヨタ自動車が認証不正で停止していた一部車種の生産を再開したことが寄与したとみられる。日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会が1日に発表したデータを集計した。
軽以外の自動車(登録車)は6.6%増の25万9132台。人気車種「ヤリスクロス」などの生産を9月に再開したトヨタは8.5%増の13万4949台だった。ホンダも7.2%増と堅調だった。
軽自動車は7.3%減の14万3178台。ダイハツは15.4%減の4万4398台。スズキは9.1%増の4万9088台に伸びた。