首都圏で相次ぐ強盗事件のうち、埼玉県所沢市で10月に発生した事件で、「リクルーター」役になり実行役を集めたとして、強盗致傷などの疑いで逮捕された愛知県知多市の会社員名倉優也容疑者(31)が「闇バイトに応募し、指示役に個人情報を握られていた」との趣旨の供述をしていることが3日、捜査関係者への取材で分かった。
捜査関係者によると、名倉容疑者は「金に困ってやった。所沢の強盗事件で逮捕された人たちに仕事を紹介した」と容疑を認めている。交流サイト(SNS)に「ホワイト案件」などと書き込み、実行役を募集していたとみられる。埼玉県警は3日、名倉容疑者を送検した。