【上海共同】中国の王文濤商務相は3日、フランスのプリマ貿易担当相と会談した。王氏は欧州連合(EU)が導入した中国製電気自動車(EV)への追加関税を巡り、双方が受け入れ可能な解決策を見いだすために「フランスがEUの重要な加盟国として、積極的な役割を果たしてほしい」と述べた。中国商務省が4日発表した。
EUは先月30日、中国製EVに対する追加関税を発動した。フランスは導入に賛成した。
プリマ氏は会談で、中国がEU産ブランデーに発動した反ダンピング(不当廉売)措置に対して「深刻な懸念」を表明。対話を通じた貿易対立の解決を望むと語った。