【キーウ共同】ウクライナとロシアが互いのインフラ施設への攻撃停止を交渉しているとの一部報道を巡り、ウクライナのイエルマーク大統領府長官は4日「ウクライナはロシアといかなる交渉もしていない」と述べ、否定した。「ウクライナには検討する用意がある」とも指摘し、ロシアとの協議の可能性に含みを残した。ウクライナメディアの取材に答えた。
英紙フィナンシャル・タイムズは10月、ウクライナ政府高官らの話として、ウクライナとロシアが昨年秋、互いのインフラを攻撃しないという非公式の合意に至り、ロシアは冬場の電力インフラ攻撃を控えたと報道。その後、双方が攻撃を再開し合意は崩れたとした。