【北京共同】中国軍は5日、空軍の新型ステルス戦闘機「殲35」の画像を公開し、今月中旬に広東省珠海市で開催される国際航空宇宙ショーで展示すると発表した。殲35は将来的に空母に搭載されるとみられる。東・南シナ海や台湾を巡り米国や周辺国との緊張が高まる中、次世代ステルス戦闘機開発による戦力強化を誇示する狙い。
国営中央テレビは軍事専門家の話として、中国空軍のステルス戦闘機が殲35の登場で「殲20」に続き2機種となり米空軍の態勢に並ぶと解説。殲35の空母搭載で「中国の海空作戦の実力は大幅に向上する」と強調した。