石川県は5日、能登半島地震と9月の記録的豪雨による避難者が計585人と発表した。住宅は地震で9万844棟、豪雨で1860棟が、それぞれ被害を受けた。地震による負傷者は新たに1人確認され、1218人となった。
避難者数の内訳は、公民館など1次避難が472人、ホテルや旅館など2次避難が113人。石川県内で最大3万人超に上った地震による避難者は156人まで減少した。ただ、9月の豪雨により、429人が避難を余儀なくされている。
地震による死者は災害関連死を含めて石川、新潟、富山の3県で計426人。石川県で他に19人の関連死認定が決まっており、死者数の累計は445人となる見込み。