今月開催の国際大会「プレミア12」に出場する野球日本代表は5日、宮崎市内で広島と7回制の練習試合を行い、5―0で快勝した。先発の井上温大投手(巨人)が3回を完璧に抑えて5三振を奪い、攻撃陣では紅林弘太郎内野手(オリックス)が3安打、辰己涼介外野手(楽天)がタイムリー2本と活躍した。
井上は13日の日本の1次リーグ初戦、オーストラリア戦(バンテリンドームナゴヤ)の先発が決まっている。速球の走りに加え、変化球の精度も高く、二回2死から4者連続三振で登板を締めくくり「いい調整ができた。(13日に)最高の投球ができるようにやっていきたい」と意気込んだ。