日本水連の新たな競泳委員長に、五輪2度出場の倉沢利彰氏(48)が就任する見通しとなったことが5日、関係者への取材で分かった。6日の常務理事会で新委員長人事を協議する。
競泳はパリ五輪で銀メダル一つと低調で、2028年ロサンゼルス五輪に向けた新体制へ早期に移行するためとして、来年6月までが任期だった梅原孝之委員長が9月末で退任した。鈴木大地会長は11月中に新委員長を決定する方針を示している。
倉沢氏は選手として1992年バルセロナ、96年アトランタ両五輪の400メートル個人メドレーなどに出場。21年東京五輪では代表コーチを務めた。