首都圏で連続する強盗のうち、千葉県市川市の住宅から50代女性が一時連れ去られた強盗致傷事件で、家の中から奪われた現金が計4万8千円だったことが5日、捜査関係者への取材で分かった。クレジットカード2枚も取られ、事件発生後の利用履歴があったことも判明した。県警は20代の男3人を逮捕しており、全ての金銭被害の確認を進めている。
現金以外の被害品は、他に車や財布、女性名義のキャッシュカード4枚などで計15点。県警は、住宅に押し入った人物らが女性を連れて逃げたのは、カード類の暗証番号を聞き出すためだったとみている。
事件は10月17日未明に発生した。