岩手・山形両県警合同捜査本部は6日、「有名寺院に祈祷してもらう」とうそをつき、祈祷料名目で山形県内の女性から計800万円をだまし取ったとして、詐欺の疑いで僧侶宗像法照(本名・真鍋明夫)容疑者(67)=福島市=を再逮捕した。捜査に支障があるとして認否を明らかにしていない。
岩手県警によると、容疑者は真言宗系の宗教法人大日院(山形県酒田市)の僧侶。同様の手口で3人から計約八百数十万円を詐取したとして、10月17日に詐欺容疑で逮捕されていた。
再逮捕容疑は2020年2月~21年7月、山形県中山町の当時60代女性に、祈祷料名目で計800万円を詐取した疑い。