【上海共同】中国・上海で開催中の「中国国際輸入博覧会」には日本企業も約220社が出展した。中国経済は個人消費の停滞が目立ち、米国との対立激化など地政学的リスクも高まっているが、巨大市場で商機を見いだそうと最新の製品やサービスをアピールした。
5年連続での参加となるユニクロは、国土が広い中国の極寒地向けに独自開発したダウンジャケットなどを展示した。ユニクロの塚越大介社長は6日、デフレ傾向の強まる中国市場について「どの国でも好景気と不況の波はある。どんな状況であれ顧客ニーズをくみ取り、競争の中で生き残っていく」と語った。