気象庁やインドネシアの火山地質災害対策局によると、インドネシア東ヌサトゥンガラ州フロレス島のレウォトビ・ラキラキ山で7日、大規模な噴火があった。気象庁によると日本への津波の影響はない。
大規模な噴火が起きると、気圧波の影響で津波が発生することがある。噴火は日本時間の7日午後0時半ごろ発生し、午後5時時点で海外や国内の観測点で目立った潮位の変化は観測されていない。
インドネシア政府によると、この日は複数回噴火し、噴煙は高さ約5千メートルに達した。被害者の報告はないとしている。
この山は今月3~4日にも噴火しており、9人が死亡し、けが人は64人に上った。