今年のプロ野球の発展に最も貢献した監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が7日、東京都内で開かれ、DeNAを26年ぶりの日本一に導いた三浦大輔監督が初受賞した。米大リーグ、ドジャースで史上初の「50本塁打、50盗塁」を達成した大谷翔平には2年連続3度目の特別賞が贈られた。
パ・リーグで独走優勝したソフトバンクの小久保裕紀監督も候補に挙がったが、最後はセ・リーグ3位から日本シリーズを制した三浦監督を満場一致で選出。選考委員会の座長を務めたソフトバンクの王貞治球団会長は「下克上を成し遂げた三浦監督の手腕は評価に値する。勝負の世界は勝たないといけない」と語った。