広島県警は8日、人にけがをさせる恐れがある改造拳銃や模造拳銃を計7丁所持していたとして、銃刀法違反の疑いで、県内の警察署に勤務する男性巡査部長(46)を書類送検した。県警は8日付で停職6カ月の懲戒処分にし、巡査部長は依願退職した。
書類送検容疑は3月12日、広島県福山市の自宅で改造拳銃6丁と模造拳銃1丁を所持した疑い。
県警によると、県外の警察から2月、ネットオークションでの落札情報が寄せられて捜査。巡査部長は改造したモデルガンなどの出品も繰り返し、少なくとも約100万円以上を販売していた。
4年前にも模造拳銃の所持とネットオークションへの出品で本部長訓戒を受けていた。