バドミントン女子シングルスでパリ五輪に出場した大堀彩(28)=トナミ運輸=が今年限りで現役引退すると8日、自身のインスタグラムで発表した。国内での試合は熊本マスターズ(12日開幕)が最後になるという。
大堀は福島・富岡高出身で、来年から日本代表のヘッドコーチに就任する父均氏に幼少期から指導を受けた。サウスポーから繰り出す鋭いショットが武器で、パリ五輪は初出場で8強入りした。「これまでのバドミントン人生、決して順風満帆だったとは言えませんが、ここまでやり抜くことができました。22年間の競技人生はとても幸せな時間だったと改めて感じています」と思いをつづった。