穏やかな町にゴジラ現る―。わらでつくられた高さ約10メートルの「ゴジラ」が福岡県中部に位置する筑前町内に設置され、話題を呼んでいる。2023年に公開され、24年の米アカデミー賞で視覚効果賞を取った映画「ゴジラ―1.0(マイナスワン)」にちなみ、地元有志ら約300人で制作した。同町の「安の里公園」で25年2月下旬まで展示される。
町によると、わらゴジラは重さ約5.7トン、前面から尾の先端までの奥行き約11.7メートル。鉄骨と角材、竹で骨組みをつくり、編んだわらで肉付けした。これまで恐竜や大仏などを制作しており、今回のゴジラは10作目。