【珠海共同】中国広東省珠海市で12日から中国空軍などが主催する国際航空宇宙ショーが開幕するのを前に、海軍の空母艦載機「殲15」や無人ステルス機「彩虹7」が10日、報道陣に公開された。東・南シナ海や台湾を巡り米国や周辺国との緊張が高まる中、中国は航空戦力を強化している。戦力誇示や愛国心向上の狙いもありそうだ。
中国軍は5日に空軍の新型ステルス戦闘機「殲35」を公開すると発表した。ショーの関係者によると、殲35は開幕後に会場周辺を飛行する。
香港メディアによると、彩虹7は将来的に空母に搭載される可能性もある。
会場では、殲35とステルス戦闘機「殲20」の大型模型などを展示する。