【北京共同】中国政府は10日、フィリピンと領有権を争う南シナ海のスカボロー礁を巡り、領海の基線を定めたと発表した。国営通信新華社が伝えた。基線制定は自国領との主張を改めて強調し、実効支配を一段と強める狙いとみられる。