日本体操協会の体操女子強化本部長に就任した2021年東京五輪の床運動銅メダリスト、村上茉愛氏(28)が11日、東京都内で取材に応じ、28年ロサンゼルス五輪に向けて「団体総合のメダルを最優先で考えるチームになっていかないといけない。選手の自主性を引き出していきたい」と抱負を語った。
昨年から強化担当のトップに意欲を持つようになり「自分が考えていることを実行できる立場」と公募に応じた。団体の日本女子は1964年東京五輪と66年世界選手権の銅メダルを最後に表彰台から遠ざかっており「選手の自立」が鍵を握ると指摘した。