【珠海共同】中国広東省珠海市で12日、中国空軍などが主催する国際航空宇宙ショーが開幕し、空軍の新型ステルス戦闘機「殲35」が初めて公開飛行を実施した。ステルス戦闘機「殲20」も飛行した。
周辺国との緊張が高まる中、中国は航空戦力を強化しており、誇示する狙いもありそうだ。
中国メディアによると、殲35は将来的に空母に搭載される。殲20は中国軍が5月下旬に台湾を包囲する形で実施した軍事演習にも参加した。
ショーでは海軍の空母艦載機「殲15」や無人ステルス機「彩虹7」が展示された。香港メディアによると、彩虹7は将来的に空母に搭載される可能性もある。