【台北共同】台湾プロ野球(CPBL)の統一は12日、海外移籍を目指す古林叡煬投手(24)の優先交渉権をプロ野球日本ハムが獲得したと発表した。150キロ超の速球を武器とする右の本格派で「火球男」の異名を取り、CPBLの今季のMVPに輝いた。日本ハムと30日間の交渉期間で合意するか注目される。
統一は「古林の価値に見合った形で合意し、古林が日本プロ野球で目覚ましい成績を収め『台湾の光』となると信じている」とコメント。統一によると、最近では日本ハムとDeNAから接触があり、ソフトバンク、ヤクルト、巨人も関心を持っていたとしている。