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湯や充電で手軽に体温める湯たんぽが活躍 動物イメージしたカバーも【経済トレンド】

共同通信 2024年11月14日 7時5分

 朝晩が肌寒くなり、手軽に体を温められる湯たんぽが活躍する季節がやってきた。猫の姿のようなカバーや低温やけどをしにくい設計の商品、湯が不要の充電式タイプも登場している。(共同通信=増井杏菜記者)

 生活雑貨を手がけるニーズ(兵庫県加古川市)の「ふわふわにゃんこ湯たんぽ」は、猫のぬいぐるみのようなふわふわ素材のカバーが特徴だ。耳やしっぽも付けた。約800ミリリットルの容器に湯を入れてこのカバーをかけるだけ。オフィスや野外でも手軽に活用できる。キャメル、ローズピンク、グレージュの3種類で販売価格はいずれも2728円。

 生活用品などを展開する岩谷マテリアル(東京)の「エフケーウォーマー」は、低温やけどをしにくい設計を目指した。子どもや高齢者、ペットにも安心して使ってもらいたいと開発した。湯たんぽ本体をプラスチック製のフレームで覆った上で布製のカバーをかける。これにより本体の周りに空間ができ、表面が熱くなり過ぎるのを防ぐという。店頭想定価格は4480円前後。

 総合雑貨メーカーのハック(大阪府東大阪市)の「蓄熱式エコ湯たんぽ」は充電式だ。約15分コンセントに接続すれば内蔵された専用液体が温まり、4~5時間ほど使用できるという。肌触りのよい専用の動物の顔が描かれたケースを付けた。猫や犬のほか、ナマケモノやクマの計4種類を用意した。いずれも店頭想定価格は2480円前後。(いずれも価格は変動する場合があります)

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