滋賀県警の七つの警察署で事件捜査に関連して収集した物品約3800点が放置されていた問題で、県警は14日、殺人事件などの証拠品も含まれていたと明らかにした。既に公判は終了しており、捜査に影響はなかったとしている。
県警によると、1970年代~2010年代にあった強盗殺人・死体遺棄と殺人の2事件に関連した、映像や鑑定資料などの証拠品計約200点が倉庫などで放置されていた。刑事訴訟法は証拠品などは検察に送致するよう定めているが、放置分は捜査上必要なかったものだとしている。
県警は13日、拳銃や大麻などの物品約3800点が放置されていたと発表していた。