国税庁は15日、インターネット公売で東京国税局が出品したイタリアの高級自動車「フェラーリ」が約1億7100万円で落札されたと発表した。各国税局が出品するインターネット公売での最高落札価格。最低入札価格7130万円で出品されていた。
今回のフェラーリは「F12tdf」。色はガンメタリックで、走行距離は約1500キロだった。
東京国税局は8~9月にも別のフェラーリを最低入札価格5680万円で出品し、約9430万円で落札された。
ネット公売は、国税徴収法に基づき、滞納された税金を徴収するために差し押さえた財産を強制的に売却する手続きの一つ。売却代金は滞納税金などに充てられる。