NTTは15日、東京都内に自動運転車両の実証実験拠点を立ち上げたと発表した。NTTの出資先で自動運転システム開発を手がける米新興企業メイ・モビリティの車両を走らせ、技術を磨く。15日には一部を自動操作し、運転手が監視する自動運転「レベル2」で、バン型の車両が時速約10キロで走行した。
拠点は東京都調布市のNTTの研修施設敷地内に設けた。人や他の車を避けながら進む自動運転車を遠隔監視する設備もある。メイ社のシステムは時速49キロまで対応しており、制限速度の範囲内で2024年度中にも付近の公道でも走らせる。