【ベルリン共同】ロシア国外に亡命した反体制派や市民ら約1500人が17日、ドイツの首都ベルリンで、プーチン大統領やウクライナ侵攻に抗議する大規模デモを実施した。2月に獄中死した反政府活動家ナワリヌイ氏の妻ユリアさんらが先頭に立ち「戦争をやめろ」「プーチンを倒せ」と叫びながら、ロシア大使館までデモ行進した。
デモはユリアさんのほか、ロシアと米国などによる8月の身柄交換でロシアの刑務所から釈放された反政権活動家のカラムルザ氏、野党指導者だったヤシン氏が主導した。
ドイツにはロシアからの亡命者やウクライナからの避難民が多く暮らす。主催者側によると、ロシア国外で反体制派の結束を目的としている。