タイ人グループによる銅線ケーブルの連続窃盗事件を巡り、警視庁捜査3課と栃木県警は18日、盗品等有償譲り受けの疑いで、グループが銅線を売却していた栃木県小山市や茨城県古河市などの金属買い取り店4店舗を家宅捜索した。店側が盗品と知りながら買い取っていた可能性もあるとみて調べる。
捜査3課によると、グループは福島、茨城、栃木、群馬、埼玉、東京、神奈川、山梨の1都7県で、太陽光発電所などから銅線ケーブルの窃盗を100件以上繰り返し、被害総額は1億円に上るとみられる。これまでに7人が逮捕、起訴されている。