鈴木馨祐法相(自民党、衆院比例南関東)は18日、2022年分(23年公開)の所得報告書の訂正を衆院事務局に届けた。雑所得101万6857円の内訳に「顧問料」を追記した。従来は「講演料、出演料」としていた。15日の記者会見で全国損害保険代理業政治連盟(東京)の顧問を務め「顧問料を受け取っていた事実はある」と認めており、これに合わせ修正した。雑所得の金額そのものは変更しなかった。
会見では顧問料がいくらか聞かれたが明言を避け「法令に基づき適切に確定申告している」と述べるにとどめた。顧問就任自体も衆院に届けておらず、22~24年公開分の関連会社報告書を11日に追加提出していた。