自作の拳銃を所持したとして、警視庁薬物銃器対策課は19日までに、銃刀法違反(所持)の疑いで、栃木県那須町、職業不詳薄井信明容疑者(29)を逮捕した。同課によると、銃は電磁石の磁力で弾丸を発射する「電磁石銃」(コイルガン)の構造だったが、磁力を使わずに実弾を撃つ機能も確認されたため、拳銃と認定した。
逮捕容疑は10月5日、自宅で回転式拳銃1丁を所持した疑い。認否を明らかにしていない。
「10年以上前に作った」と話している。製作した銃で空き缶を撃つ動画をユーチューブで公開しており、課員がサイバーパトロールで発見した。