【北京共同】日本各地の朝鮮学校に通う児童や生徒ら約120人が19日、経由地の中国・北京の空港から北朝鮮の首都平壌に空路、出発した。初級(小学校)と中級(中学校)に通う子どもたちと引率の学校関係者で、年末年始に開かれる新年の祝賀公演に参加する。
毎年の恒例行事だったが、新型コロナウイルスの感染拡大に伴って現地入りを中断していた。今回は約5年ぶりの訪朝となる。
同行する京都朝鮮中高級学校の文峯秀校長は、北京の空港で取材に応じ「子どもたちが待ちに待った訪朝だ。祖国の学生たちと交流し、楽しい時間を過ごしてもらいたい」と話した。