【エルサレム共同】イスラエル軍とレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの戦闘を巡り、ロイター通信は18日、米国が提示した停戦草案にヒズボラとレバノン政府が複数の意見を付けた上で同意したと報じた。レバノン国営通信によると、ホックスティーン米特使が19日に首都ベイルートを訪れ、ヒズボラ側窓口を担うレバノン国民議会のベリ議長と協議した。
ロイターは外交筋の話として、細部を詰める必要があると伝えており、早期停戦のめどは立っていない。ホックスティーン氏は協議後、記者団に対し「停戦は手が届くところにあり、今こそ決断の時だ」と訴えた。