天皇、皇后両陛下は20日、皇居・宮殿の小食堂「連翠」で、優れた芸術家に贈る第35回高松宮殿下記念世界文化賞の受賞者と懇談された。建築家の坂茂さんら国内外の計5人で、天皇陛下は「おめでとう」と祝意を伝え、皇后さまと共に和やかに会話を楽しんだ。
受賞者はほかに、フランス生まれの美術家ソフィ・カルさん、ポルトガル生まれのピアニストのマリア・ジョアン・ピレシュさんら。
各国推薦委員会委員長も同席し、ヒラリー・クリントン元米国務長官や、両陛下が6月の英国訪問時に面会した英オックスフォード大のクリストファー・パッテン前名誉総長らが招かれた。